プログラミングを学ぶメリットとは
プログラミングを学ぶメリットは、IT人材の需要が高く仕事に困りにくいこと、場所を選ばず働けること、論理的思考力が身につくことです。経理職からエンジニアを目指した実体験をもとに整理します。


なぜ今プログラミングを学ぶ価値があるのか
経済産業省が公表した「IT人材需給に関する調査」では、IT需要の伸びが高い水準で推移した場合、2030年には最大で約79万人のIT人材が不足すると試算されています。これはあくまで需要が高く生産性向上が進まない場合の最大シナリオですが、人材不足の傾向自体は多くの調査で共通して指摘されています。
この状況を見越して、日本では2020年度から小学校でのプログラミング教育が必修化されました。人工知能(AI)やビッグデータ、IoTなど、まだ発展途上の分野が多いことも、IT人材の需要が高止まりしている理由の一つです。
場所を選ばず働けるようになる
プログラミングの強みは、パソコン1台あれば仕事ができる手軽さです。この特性を活かした働き方として、代表的なものが2つあります。
- フリーランス:企業と業務委託契約を結んだり、クラウドソーシングサービスで案件を請け負ったりする働き方
- ノマドワーク:オフィスを構えず、パソコン1台で場所を選ばずに働くスタイル
正社員としてリモートワーク可能な企業に勤める選択肢も含めると、働く場所の自由度が上がりやすいのはプログラミングスキルの大きなメリットです。
論理的思考力・問題解決能力が身につく
プログラムは思った通りに動かないことの方が多いです。「できた!」と思っても、実際には動作しないというのは日常茶飯事で、ベテランのエンジニアでも検索しながら原因を探るのが当たり前の世界です。
エラーの原因を調べ、コードを修正していく過程を繰り返すことで、物事を切り分けて考える論理的思考力や、自力で調べる力が自然と身についていきます。これはプログラミングに限らず、日常生活や他の仕事にも応用できる汎用的なスキルだと感じています。
初期費用を抑えて始められる
プログラミングは副業から起業まで、どのレベルでも対応できる懐の広さがあります。パソコン1台あれば始められ、多くの職種と違って特別な資格や学歴が必須ではありません。
個人でアプリやWebサイトといった商品・サービスを作れるようになれば、そのまま個人開発や副業、将来的な独立にもつなげやすいのも特徴です。学習コストの選択肢も幅広く、独学であれば書籍や動画教材から始められます。
文系でも向いている理由
「プログラミングは理系じゃないと厳しいのでは」という疑問は、僕自身も学び始める前に感じていました。しかし実際に学んでみると、理系寄りというよりむしろ文系的な力が求められる場面が多いと感じています。
プログラムは想定と違う動きをすることが頻繁にあります。そのとき、エラーメッセージや状況を的確に言葉にして検索する力が重要になるからです。国語力に近いこの力は、理系というより文系の得意分野に近いのではないかと思っています。
逆に向いていない人の特徴
向いていないとすれば、それは文系・理系の話ではなく「学ぶ姿勢が続かない人」だと感じています。IT業界は技術の移り変わりが早く、今年身につけた知識が来年そのまま通用するとは限りません。企業に勤める人もフリーランスの人も、スキルがそのまま評価や年収に直結しやすい業界です。
逆に言えば、タイピングが遅くても、最初はブラインドタッチができなくても、学び続ける姿勢さえあれば十分に適性があると考えています。
独学とプログラミングスクール、どちらがいいか
| 項目 | 独学 | プログラミングスクール |
|---|---|---|
| 費用 | 低コスト(書籍・動画教材中心) | 数万円〜数十万円 |
| つまずいたとき | 自分で調べて解決する必要がある | メンターに質問できる |
| 向いている人 | マイペースに進めたい人 | 転職までの期限がある人 |
僕自身は独学から始めましたが、独学でつまずいて手が止まってしまう場合は、スクールで学習環境ごと変えるのも有効な選択肢だと感じています。
よくある質問
Q. 文系でもプログラミングは学べますか?
A. 問題ありません。むしろエラーの状況を言葉にして調べる力など、文系的なスキルが役立つ場面が多いです。
Q. プログラミングに向いていない人はいますか?
A. 理系・文系の適性よりも、変化の速い技術を学び続ける姿勢が続くかどうかの方が重要です。
Q. 未経験からでも仕事につながりますか?
A. IT人材不足が続くと試算されている分野のため、需要自体は高い状況です。ただし未経験からの転職には、学習の継続とアウトプットの積み重ねが必要です。
まとめ
- IT業界は人材不足が続くと試算されており、需要の高いスキルを身につけられる
- 場所を選ばない働き方や、論理的思考力の向上といった副次的なメリットも大きい
- 初期費用を抑えて始められ、文系・理系を問わず取り組みやすい
- 独学で行き詰まった場合は、スクールで環境を変えるという選択肢もある
プログラミングに興味があるなら、まずは低コストで始められる独学から試してみて、必要に応じて学習環境を見直していくのがおすすめです。





